

遠隔治療のススメ
粉雪降りしきる11月のある日、 ヨコヤマは一足先に開業した先輩と 電話をしながら、ダラダラと領収書の整理をしていました。 ヨコ「美容鍼の資格取るために、 横浜に行ったときの飛行機・ホテル代は経費で落ちますかね?」 先「勉強に行ったんだったら落ちると思いますよ」 ヨコ「M先生と東京行った時の領収書だ~!懐かしい☆ おされカフェでのお茶代は?」 先「お世話になっている先生とだったら、 交際費に入るんじゃないですかね?」 ヨコ「大阪のアンフィ!勝負下着代は!?」 先「誰と勝負するかによります。」 ヨコ「…(ほんとかいな)」 そんなこんなで領収書の整理に飽きてきたヨコヤマ。 ヨコ「最近左の下腹部がつるように痛いんすよね~。」 先「曲泉(ひざの内側にあるツボ)に反応はありますか?」 ヨコ「痛っ!」 先「ではそこに鍼をしてください。」 ヨコ「(トントン)しました~。お?痛くないかも?」 そのあとも先輩の指示で、 下巨虚(脛の真ん中よりちょい下にあるツボ)、 公孫(足の内側、ヨコヤマはここがめっちゃへこんでます) 太衝(足の親指と人差し指の間を甲のほうにグーッ


鄙びたくて震える
場所中はブログの更新が滞りがちなヨコヤマです。 さて、 ある日私は思いました。 「そうだ、恐山にいこう!」 と。 この世のものとも思えないあの雰囲気。 極楽浜の怖いくらいの綺麗さ。 近年稀に見る行きたさっぷり。 その行きたさたるや、何かに取り憑かれたよう。 (イタコに何かおろして欲しいのか?) 青森までのルートなども調べて完璧 喜び勇んで宿の検索などをしていて発覚しました。 恐山が閉山していることを。 ガーン。 閉山しているという事実が受け入れられない私は、 「どこか寂れたところに行きたい!」 「鄙びた温泉宿で一泊したい!」 という雑念だけが残り、 「北海道」「温泉」「鄙びた」 で延々検索。 「ここに決めた!」 「薬師温泉」 は、「閉業」 ガーン(二回目) もう、 鄙びたくて、鄙びたくて、震える。 本日はそんな気持ちを胸に マイマザーと供に日帰り温泉に行ってきました。 特に鄙びてもいない山の上の温泉(遠い)を提案するヨコヤマ。 車で15分の鄙びた温泉を提案する母。 2対0で母の勝ち! ところがどっこい着いてみると。 ガーン。 臨時休業中でした..
No Music No Life
治療中は Norah Jonesとか、 坂本龍一とか、 スピ系などをやんわり流しているFORESTですが、 患者さんをお見送りした後、 大急ぎで片付けせねば! のテーマは YESの「Heart Of Sunrise」 なFORESTです。 二階(自宅)で作業をするときや、 車で移動中には Clean BandetとかMaroon5とか…なんかチャラそう?私。 あと、若者ぶってゲスとか? でも変わらず好きなのは 相対性理論とか、電気グルーヴとか、 サウンドはかっこいいのに、 歌詞が「どうした!?」みたいな音楽なのよ~。 ピチカートとかカヒミとか渋谷系も何と言われようと永遠に好き…。 一人でやってて嬉しいのは、 患者さんや、患者さんのテンションによって、 BGMを変えられること。 (今日は元気なさげだな~) →トイピアノを使ったスピ系CD。 (表面終わったらすごい元気になってる! トイレ行ってる間にCDチェンジ!) →カヒミカリィのI am a kitten とか。 自己満かもしれないけど… 患者さんと一対一でいることの醍醐味だと思ってます。 もちろ
ただ今デトックス中
frameBeforeTopPagingBottom 昨日は新月でしたね~ 新月は排出力や、手放し力が高まるので、 デトックスに最適! (ちなみに満月は吸収力が高まるので、 楽しい会話やおいしいご飯が吉☆) ということで、 塩をわんさか入れたお風呂に入り、 LEDのフローティングキャンドルを浮かべ、 ラストは頭のてっぺんから足の先まで、 塩で擦りまくるという、 荒業デトックス。 おかげさまで生まれ変わったかのようにすっきりして、 身体から毒が出てくる出てくる… 今は好転反応中で、めっちゃ身体がだるいです。 (鍼灸治療後もこんな感じ! やっぱり鍼はデトックスに効くんですね~) 自分の実感では、 普段摂取してしまった添加物や身体に悪い油などは、 運動で汗をかくことや、お通じをよくすることで排出されるけど、 もらってしまった気や、 なんだかな~?って思いながら蓄積した疲れや、 いろいろ念が渦巻く場所(笑)でもらってしまったものなどは、 塩効くね~!って感じです。 毒抜け中のぼんやり感で、昨日の夜は電話が来てたけど、 何を話したか全く覚えてない…(社会人


嬉しい来客
こんにちは。 最近鍼灸関連の本を買いに、 コーチャンフォー(道民が愛する広大な本屋)に行ったはずなのに、 気が付いたら「月刊相撲」だけ買って帰ってきてしまった自分に、 愕然としたヨコヤマです。 さて先日 今日の予約の患者さんは終わったし、と、 ごろごろしていた(ダメ人間)所、 「ピンポーン」 突然の来客です。 鍼灸サロンFORESTは、 外観からは全く鍼灸院感がないので、 今まで患者さんが飛び込みでいらしたことがなく、 宅配か?NHKか?と思いながらでたら、 可愛いおばあちゃんがチョコン。 「?」 どうやらお話を伺うと、お向かいのおばあちゃんで、 来客がよくあるそうなのですが、みんなで、 「向かいに何かできたらしい!」 「『SHINKYU』って書いてあるけど鍼しかしないのかな?」 「看板に電気がついてるよ!」 と気にしてくださっていたらしい… …嬉しい パンフレットを何枚かお渡しし、 メニューの説明をして、 おばあちゃんはとことこと帰っていきました。 なんか嬉しい。 近文の一員になった気分。
大人ってなんだろう?
ゲスの極み乙女の新曲「オトナチック」を聴いて、 大人ってなんだろう? と考えていて、ふと、ある人のことを思い出しました。 私が学生時代に出会ったその人は、 いつも社会とか、多数派とか、理不尽に、 文句を言いながら立ち向かっていて、 子どもだった私はその姿を 「かっこいい~大人って感じ!」 と思っていました、 何年か経ち、私が社会に出て、東京で揉まれ、 周りにぶつかったり孤立したりして、 結果、周りに合わせたり、波風を立てない生き方が身についたころ、 再会した彼は、 相変わらず、不条理に一人で立ち向かっていました。 そんな彼に私は、 「多数派や、強いものに巻かれるのも、時には必要じゃない?」 なんて、大人ぶって言ったりして。 その時は、「それができたら苦労しないんだけどな…」 と彼は苦笑していました。 私が、会社や組織に合わせることを止めて、独立した今、 彼は相変わらず(文句を言いながら)不条理に立ち向かっているようです。笑 今ではそんな彼をかっこいいと思うし、 本当の大人だと思う。 「大人じゃないからさ。無理をしてまで笑えなくてさ。」 とゲスの皆
鍼灸師のメンテナンス~気滞編
いよいよ九州場所! みなさん! みかんとせんべいと炬燵を早急に用意して、 テレビの前にスタンバイはOKですか? お帰り!日馬富士!(見切れる宝富士) さて、 三大患者さんによく言われるセリフ、 「自分が肩凝らない?疲れるでしょ?」 それに対し、本音を言えば… 疲れないことはない! です。 なので、いろんなあの手この手を使って、 疲れや、患者さんから受けてしまったものなど… どうにか解消していますよ! ということで今回は日々のメンテナンスについて。 私の体質の中には 「気滞…気が滞りやすい、ストレスためやすい、 言いたいこと言わない、ため息をよくつくetc」 というものがあるので、 疲労時には、悪い気が体内に停滞しているのが自分でもわかります。 気の巡りが悪いのです。 なので、 「いかに気を巡らせて、悪い気を発散させるか」 がポイント。 気は、会話だったり、呼吸だったり、汗をかくことだったりで 発散できるので、 とりあえずジムに行ったりお風呂に入ったりして、汗をかいたり、 友達に愚痴を聞いてもらったり、 呼吸が浅くなりがちなので、深く深呼吸すること
下っ腹の底力~ざわざわから婚活まで~
なんだか心がざわざわする。 落ち着かない。 先のことが不安でしょうがない。 何が不安なのかわからないけど、でも不安。 未来の憂慮。過去の後悔。 また、原因って実際は無かったり、 自分で作り出した理由のない不安だったりするんですよね。 そんな時、私はおへその下(丹田といわれているところ)にぐっと力を入れて、 息を吸うたびに丹田が盛り上がったり、吐くたびにへこんだりするのを感じながら、 ゆっくりと深呼吸を繰り返します。 やってみるとわかると思うんですが、 不安なとき、自分がぐらぐらするとき、心がざわざわしてるとき。 肩や首にはぐっと力が入り、 下っ腹はすかすかで力が全く入っていないんですよね。 (ざわつく夜に下腹部に注意しながらやってみてください) ここで、師匠からのありがたいお言葉 「下っ腹が出てる男とは結婚するな」 (鍼灸関係なくない? 笑) 師匠曰、 「下っ腹が出てる男は『腎虚』だから」 (『腎虚』・・・生殖機能や、生命の根源、元気と深い関係のある『腎』の機能の低下 機能が低下すると怖がりになったりする) だって~。へ~!! ということは下っ腹
ラブ漬物
先日のお休み、 大好きな「にしん漬け」を漬けました。 (説明しよう! 「にしん漬け」とは北日本を中心におもに田舎で食べられる、 身欠きにしんとキャベツ、大根などからできる漬物のことである。) ヨコヤマはにしん漬けが大好きなので、 昨年から「もっといっぱい食べたい!」と思い、 叔母に習いながら漬けているのです。 大きな樽に、 ザクザク切った、 大根12本、キャベツ(とんでもなく大玉)3個がはいってます。 味付けは麹と、塩と生姜、鷹の爪等。 塩以外の材料が25キロだったので、 塩は3%で750グラム。 (叔母と私はこの計算に5分ぐらいかかった結果、計算機を使いました…) まんべんなく混ぜて、 樽に詰めて、 重しを乗せたら、 あとは出来上がるのを待つだけ 去年はなんだかんだで3週間から1か月で出来上がりましたが、 今年はいったいどれくらいで出来上がるんだろう~? 発酵食品は身体にいいといわれて久しいですが、 発酵食品、 道産野菜、 無添加手作り 身体にいい要素しかない! そんな素敵な食べ物を、 秋空の下、親戚で作るというのもなかなかいいものです。 しか
欠点こそがチャームポイント
さて、最近ダメ男好きキャラが板についてきた今日この頃ですが、 (板についちゃだめだろう。) 男子にしろ、 女子にしろ、 どっちでもない人にしろ、 「欠点こそがチャームポイント!」 と思う私です。 「仕事も家庭も完璧!」 だと、素敵だけど近寄りがたい… でも「仕事も家庭も完璧だけど、言い間違いと勘違いがすごい!」 だと、困りつつも、 面白いな~、かわいいな~。 と思っちゃう。 他にも 「他人はあんまり気にしてない所を超気にしてる。」 とか、 「万物に優しいのに、旦那さんにだけキツイ」笑 とか。 ちょっとした崩れてるところが、好きなんですよねー。 治療中も、 この方は、腎臓や生殖器系があまり強くないんだな… でも、それをフォローするために肺ががんばってる! (東洋医学では、肺は腎臓の母と言われています。 実際体内のpHの調節しているのは腎臓と肺で、 西洋医学的にも相関関係があります。) とか思うと、 その方の弱めの腎とか、頑張ってる肺とか、ついでに肝臓とか… 全部が愛おしくなります。 がんばれよ!臓器!ってなります。 弱くても、 だめでも、 疲れてて