初期の風邪を乗り切ろう!
うー今朝から鼻水が止まらない・・・
急に寒くなってきた旭川。
こんな時気になるのが「風邪」ですねえ。
(誇大広告になったらいけないと思いながら・・・)
本当に初期の風邪は、
「鍼灸と養生で吹き飛ばす!」
というのが私の持論です。
まず、東洋医学的にみると、「風邪」って表面の病なので、
引きやすく、おさまりやすいんですよ。
(たとえば腎不全とか、肝硬変とか、
それまでの蓄積でなる病気は、
すぐには治らない。)
ただ、風邪も進行すると、体の奥深くに潜っていくので、
消化器系に来ると下痢になったり・・・
なので表面の病は表面のうちに!
そしてキーワードは
「風」と「肺」
風邪に関係するツボには大体「風」の字がついています。
「風池」「風府」「風市」…
そして、咳や、鼻水、鼻づまりなんかは
臓器でいうと「肺」と関係があるといわれています。
それを踏まえて「風邪といえば葛根湯!」の中身を調べると…
(漢方と鍼灸は根本が同じ考え方なので、
「漢方の薬剤→一つ一つの材料→その材料の効能→その効能のツボ」
という方程式が成り立つ場合もあります。
注:時に成り立たない場合もあります。
↓
葛根湯→の中に入っている「麻黄」→効能は「疏散風寒・表面の寒さを吹き飛ばす」→
「疏散風寒」の効能があるツボは「天柱」「大杼」「風池」「大椎」…)と
大体の中身の意味とツボを照らし合わせていくと…
あーら不思議。ほとんど後頭部~首の後ろ~肩に集中しているではないですか!
一応後頭部のつもり
(この絵を描いたのはもちろん私です。
なんで角刈りなのかは・・・わたしにもわかりません。)
ということで、
結論!私は風邪ひきそうになったら、
「風邪に関するツボが集中している、首の後ろから肩をカイロであっためる。
もしくは自分で(がんばって)お灸」
で乗り切ってます。
私はプラス葛根湯で乗り切ってますが、生姜湯なんかもいいかも?
あったかくして寝たら治るんだけど、がんばって仕事いかなきゃ!
とか、
なんか風邪ひきそうだけど、熱あるわけじゃないから休めない…
なんて方にはお勧めですよ~
あ!この方法は葛根湯が効くレベルの風邪(初期)には効果的なことがありますが、、
インフルエンザには何の効果もないので(実体験)あしからず~