FORESTの香りと素敵な店員さん
「嗅覚は記憶と結びつきやすい」
とはよく言いますが、
以前勤めていたホテルでは、
ロビーに、ある香りを漂わせていました。
世界中どこにいっても、
そのホテルのロビーに入った瞬間に、
同じ香りを嗅ぐことによって、
ゲストに、
「〇〇(ホテル名)に帰ってきた~、」
という気持ちになってもらおう、
という事で、
全世界〇〇ホテル、共通の香りがありました。
サロンを開くにあたって、
FORESTの香りを決めて、
患者さんがいらしたときに、
「この香り嗅ぐと、FORESTに来たって感じ~」
って思っていただけたら嬉しいな。
と思っていました。
色々探そうと思っていた矢先、
運命の出会い!
実は2年程財布を探し続けていた私(結構本気で)
東京でもかなり歩きましたが、
ピンとくるものが無く、
札幌で見つけた運命の一品!
そして、財布購入の際に
「好きな香りを
ショッピングバックにお付けしてるんですが、
いかがですか?」
と、店員さんから、
ユニークかつ素敵なご提案をいただきました。
そしてその時つけていただいたのがこれ
ディプティックのべです。
その日私はミスチルのライブだったのですが、
ライブの前後、
ずっとクンクン紙袋を嗅いでいたのを覚えています。照
「べ」は、グリーン系でさっぱりしつつも、
不思議な深みがあり、そしてしつこくない!
色でいうとモスグリーンみたいなイメージなんですよね~(私の中では)
グリーン系でFORESTにぴったり!
決めた!
この子を鍼灸サロンFORESTの香りにさせてもらおう!
(現在の待合室の香りです)
オープンするにあたり、色んな備品、消耗品を揃えたけど、
「べ」を買いに行く日が一番ワクワクしました。
しばらく仲良しの店員さんが居なくて、
服はいつもザラかユニクロかギャップのヨコヤマ。
でも、
MAISON DO GRAMARの徳田さんに会いに行くのは、
なんだろう?
大好きな親戚に会いに行く感覚?(失礼)
自分で適当に取ったフレグランスは
「ぐえ~」
ってなるのに、
徳田さんチョイスだと
「いい~♥️」
ってなるのです!
さすが!プロ!
ショッピングバックに香りをつけるという発想も、
今まで考えたこともなかった...
シュッシュッとするだけなのに、
ものすごく嬉しいし、気分が上がる
お買い物の嬉しさが倍増!
そんな素敵な徳田さん、
今日お会いしたところ、神奈川に行かれるとのこと...涙
仲良しの店員さんが居なくなるのはとても寂しい。
ステラプレイスも灯が消えたよう。
でも、ちょっとの間でもよくしていただいて、
運命の財布を見つけられて、
なおかつ、FORESTの香りを見つけることができたのは、
徳田さんのおかげ!
フォーエバー!徳田さん!(うざい?)
年々物の価値が
「幾らした」よりも
「誰からいただいた(買った)」
になってきた今日この頃。
徳田さんからの、最後のお買い物は
ロールオンタイプのこちら
(べと同じ香りです。
私の耳の後ろは待合室の匂いということです。)
この香りを嗅ぐたびに、
素敵なプロ店員の徳田さんを思い出し、
私もそんな素敵なプロ鍼灸師でいたいな~
なんてその度に改めて思うのは、
なかなかいいですよね。