大人ってなんだろう?
ゲスの極み乙女の新曲「オトナチック」を聴いて、
大人ってなんだろう?
と考えていて、ふと、ある人のことを思い出しました。
私が学生時代に出会ったその人は、
いつも社会とか、多数派とか、理不尽に、
文句を言いながら立ち向かっていて、
子どもだった私はその姿を
「かっこいい~大人って感じ!」
と思っていました、
何年か経ち、私が社会に出て、東京で揉まれ、
周りにぶつかったり孤立したりして、
結果、周りに合わせたり、波風を立てない生き方が身についたころ、
再会した彼は、
相変わらず、不条理に一人で立ち向かっていました。
そんな彼に私は、
「多数派や、強いものに巻かれるのも、時には必要じゃない?」
なんて、大人ぶって言ったりして。
その時は、「それができたら苦労しないんだけどな…」
と彼は苦笑していました。
私が、会社や組織に合わせることを止めて、独立した今、
彼は相変わらず(文句を言いながら)不条理に立ち向かっているようです。笑
今ではそんな彼をかっこいいと思うし、
本当の大人だと思う。
「大人じゃないからさ。無理をしてまで笑えなくてさ。」
とゲスの皆さんは歌うけど、
21歳くらいの私は
「大人=丸く収まっている」
だと思ってた。
でも30歳の私は、
「大人=自分の見解があって、他者にそれを伝えることをいとわない」
だと思うので、
歌の中の「僕(ら)」に言いたい!
「あなたたち、一周まわって本当の大人だよ!」